契約更改が楽しい

こんばんは。今日もブログ書きます。

プロ野球は契約更改の時期が始まりましたね。プロ野球にまるで興味のない人からすると、「なんで野球選手の給料なんかがニュースになるんだ」と思うんでしょうね。もちろん他人のもらう給料の話だし、野球それ自体とは何も関係ないんですが、あーだこーだと言ってるのがけっこう面白いんですよ。

「あいつはあんなに頑張ったんだから、もっとやるべきだ。」「今年ふがいなかったくせに、ごねるなんてアイツは何事だ。」球団の懐具合と選手個人の立場を自由に行き来しながら、妥当な金額どうかを一人ひとり判断していくのです。なんかこう書いてみると、あんまり趣味のいい遊びではないですが、まあこれが実に楽しいわけです。

なんかその辺りも込みで、野球はエンタテイメントになってると思うんですよね。異次元の活躍を見せて、一億円プレイヤーになった落合博満。毎年クリスマスにすっきりと一発で更改を済ませる大スターの松井秀喜。こないだも「白ノリ」「黒ノリ」なんてネタの記事がでていましたが、契約更改での一悶着が名物化している中村紀洋。それぞれのキャラクターが、更改の場にも反映されているわけです。じつによく出来ていますよ。

それから年末に毎年ＴＢＳでやる「プロ野球　戦力外通告」の特番も、見ごたえあります。僕の中でヒガシは、少年隊の人でも、仕事人でもなく、戦力外通告の人ですね。

「○○は、ぼくの人生です」って使われ過ぎて、だいぶ陳腐になっちゃったあと感じますが、プロ野球は本当にいろんな人生の局面が見られて実に面白いですよ。みなさんも、男たちの一喜一憂する様を、ぜひ楽しんでみてください。